糖尿病の薬物療法について

糖尿病の薬物療法について

 

 

食事・運動療法にても血糖コントロールが良好にならない場合、

 

薬物療法が開始されます。薬物服用においてその副作用について

 

理解する必要があります。糖尿病治療薬は投与方法により経口薬

 

療法と注射療法があり、作用機序によりインスリン分泌非促進系、

 

インスリン分泌促進系、インスリン製剤に分けることができます。

 

薬物の選択においてはできるだけ体重増加は避け、低血糖を起こ

 

さないようにし患者の病態、年齢、合併症の状況、社会的状況、

 

薬剤の作用特性等が考慮されます。

 

薬物療法はすべてをクスリに頼るというものではなく食事・

 

運動療法の上に成り立つので薬物療法開始も食事・運動療法は

 

継続されます。

 

薬物の投与に際し、最初はできるだけ少量から開始し副作用や

 

低血糖の出現に配慮しながら徐々に増量していきます。

 

妊娠の可能性のある場合や妊娠中、授乳中の場合、経口血糖降下

 

剤は胎盤を通過したり授乳に含まれたりする場合があるので

 

経口薬は用いられずインスリン注射での治療になります。

 

 

 

著者:上野尚彦 (上野内科・糖尿病クリニック院長)

日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医
日本内科学会認定 総合内科専門医
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 非常勤講師
日本糖尿病学会 近畿支部評議員

1988年に島根医科大学を卒業後、神戸大学医学部第二内科に入局。神戸大学大学院医学研究科博士号を取得。米国フロリダ大学医学部  博士研究員、神戸海岸病院内科部長などを経て、上野内科・糖尿病クリニックを開院。

 

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